中1 歴史:縄文・弥生・古墳時代
中1 歴史:縄文・弥生・古墳時代
中学1年 歴史 2025年度版
1. 縄文時代
🏺 縄文文化
生活の様子
- 氷河時代が終わり、今の日本列島が形成。
- 狩猟・採集中心の生活。
- (たてあなじゅうきょ)に住み、定住が進む。
- :貝殻や土器の破片を捨てた場所。(例:東京の貝塚)
土器
表面にの文様。
煮炊きに使用。
祈り
魔除けや
自然の恵みを祈る。
⛏️ 道具と遺跡
道具
を使用。
(石を磨いて作った石器)
(石を磨いて作った石器)
代表的な遺跡
🛖
遺跡(青森県)
大きなむらの遺跡。栗の栽培なども行われた。
大きなむらの遺跡。栗の栽培なども行われた。
2. 弥生時代
米
稲作の伝来と変化
- 伝来: 朝鮮半島からに伝わり、広まる。
- 生活の変化: 水田近くに定住し、・牧畜中心の生活へ。
-
道具:
- :薄くて硬い(高温で焼く)。
- :稲の穂首刈りに使用。
- :収穫物を保管。
(やねずみを防ぐ)
⚒️ 金属器・遺跡
金属器の伝来
青銅器
・銅鏡
➡ 祭りの道具
➡ 祭りの道具
鉄器
武器・農具
➡ 実用品
➡ 実用品
代表的な遺跡
- 📍 遺跡(静岡):水田跡。
- 📍 遺跡(佐賀):
堀・柵で囲まれた集落、物見櫓。
➡ 争いがあったことを示す。
3. くにのおこり
👑 小国から連合へ:
稲作が始まると、貧富の差や身分の差が生まれ、争いが起きた。
有力な指導者()が現れ、「くに」が統合されていった。
稲作が始まると、貧富の差や身分の差が生まれ、争いが起きた。
有力な指導者()が現れ、「くに」が統合されていった。
📜 中国の歴史書に見る日本(倭)
| 歴史書 | 時代の様子・出来事 |
|---|---|
| 『漢書』地理志 | 紀元前1世紀頃、倭には余りの国があった。 |
| 『後漢書』東夷伝 |
1世紀半ば、(なこく)の王が後漢に使いを送る。 ➡ 皇帝からを授かる。 (福岡県志賀島で発見。「漢委奴国王」) |
| 『魏志』倭人伝 |
3世紀、の女王。 (中国)に使いを送り、「親魏倭王」の称号とを授かる。 ※場所には、近畿説と九州説がある。 |
4. 古墳時代
⛰️ 大和政権と古墳
古墳の出現
王やの墓。
日本独特の形:。
(例:大阪の古墳 / 仁徳天皇陵)
まわりには(はにわ)が置かれた。
大和政権(ヤマト王権)
- 奈良盆地(大和)を中心とする連合政権。
- リーダーは(おおきみ)。
- 関東から九州まで支配を広げる。
➡ 稲荷山古墳(埼玉)の鉄剣に「ワカタケル大王」の文字。
🌏 東アジアとの交流
-
朝鮮半島:
- 高句麗・新羅 vs ・倭(日本)・伽耶。
- 倭は鉄資源を求めて(かや)と交流。
- 好太王碑(高句麗)に倭との戦いの記録。
- 中国: 大王は中国(南朝)に使いを送る(倭の五王)。
-
渡来人(とらいじん):
中国や朝鮮半島から移り住んだ人々。
伝えたもの:- 須恵器(硬い土器)
- (6世紀、百済より)

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