中3 公民:裁判所と三権分立
中3 公民:裁判所と三権分立
中学3年 公民 2025年度版
1. 司法権と裁判所
⚖️ 裁判所の種類
権:法に基づいて争いを解決・裁く権限。が持つ。
(1か所)
長官:内閣が指名しが任命。
その他:が任命。
※国民審査あり。
その他:が任命。
※国民審査あり。
下級裁判所
裁判所 (8か所)
裁判所 (50か所)
裁判所 (50か所)
少年事件や家庭内の争い。
少年事件や家庭内の争い。
裁判所 (438か所)
🔄 三審制
1つの事件につき3回まで裁判を受けられる。
目的:慎重な審理で誤りを防ぎ、を守る。
第一審
地方・家庭・簡易裁判所
⬇
第一審に不服がある場合。高等裁判所などへ。
⬇
第二審に不服がある場合。最高裁判所へ。
※:判決確定後に重大な誤りが判明した場合、やり直しを求めること。
2. 裁判の種類としくみ
🏘️ 民事裁判
個人間の争い(貸し借り、損害賠償など)。
訴えた人
VS
訴えられた人
解決方法:判決、和解、調停など。
🚨 刑事裁判
犯罪行為に対する裁判。
捜査・逮捕
警察官・検察官がを取り調べ。
が裁判所に訴える。
被疑者はとなる。
被疑者はとなる。
裁判
検察官 VS 被告人・。
裁判官が判定。
裁判官が判定。
判決
有罪(刑罰)か無罪か。
👥 裁判員制度
- 対象:重大な刑事裁判の第一審。
- 構成:裁判官3名 + 6名。
- 選出:18歳以上の有権者からくじで選ばれる。
- 役割:有罪・無罪と刑の内容を決める(評議・評決)。
- 義務:(秘密を守る)。
🛡️ 被告人の権利
- 主義:逮捕・捜索には裁判官の許可が必要。
- :自分に不利なことは言わなくてよい。
- 推定無罪の原則:有罪確定までは無罪。
- 冤罪(えんざい):無実なのに処罰されること。
3. 三権分立と法の支配
⚖️ 司法権の独立
公正な裁判のため、他の権力から干渉されない。
- 裁判官はと法律にのみ拘束される。
- 良心に従い独立して職権を行う。
- 身分保障:心身の故障や、(国会)で罷免される以外は辞めさせられない。
違憲立法審査権
法律や命令が憲法に違反していないか審査する権限。
最高裁判所は「」と呼ばれる。
📐 三権分立(抑制と均衡)
国会(立法)
内閣総理大臣の指名
内閣不信任決議
内閣不信任決議
弾劾裁判所の設置
内閣(行政)
衆議院の解散
最高裁長官の指名
裁判所(司法)
違憲立法審査権
行政処分の審査
国民
(主権者)
(主権者)

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